既存の建物の天井や壁の内部は、なかなか手が届きにくいものです。
配線工事が必要な時にも、思うようにできない場合が出てきますので、
そういったときには天井点検口があると大変便利です。
また、ケーブルなどの点検や保守にも役立ちます。
おもに店舗や事務所などで多く設置されますが、
一般住宅のなかでも、ユニットバスにはこうした天井点検口が設置されています。
一般的には30センチ~60センチのサイズが主流です。
ホームセンターなどでも取り扱いがありますので
自分で施工することも可能です。
なかには施錠できるものや、気密性に優れたものもあります。
天井を開口するときに注意するポイントは、
電線やケーブルを破損させないことです。
開口するときに間違って一緒に切断してしまわないように、
気を付けなくてはいけません。
あと、サイズ通りに切断できているかも大切なポイントです。
このふたつを注意することで、
点検口の取り付けは難なく仕上げることができます。