雨漏り対策に屋根の塗装をされる方も多いと思います。実際のところ、屋根塗装で本当に雨漏りを防ぐことができるのでしょうか。
結論から言うと、多少の効果はありますが、屋根塗装だけでは雨漏りを防ぐことはできません。雨漏りを防ぐには、雨水をどう逃がすかが重要であって、塗装だけでは雨漏りを完全に解消することはできないのです。
それでは、なぜ屋根塗装が必要なのでしょうか。屋根塗装をするメリットを見ていきましょう。
まずは、家の外観が美しくなることです。屋根は雨水や直射日光に直接さらされるため、家の中で一番劣化しやすい箇所です。そのため、苔やカビなどが生えやすいので、塗装をして美観を回復しましょう。
次に、屋根材の保護ができます。屋根を塗り替えることで表面がコーティングされ、屋根の劣化を抑えることが可能です。
遮熱性能がある塗料を使用すれば、遮熱機能を付けることもできます。
このように、屋根塗装自体が全く意味のないものだというわけではありません。外壁同様に、定期的にメンテナンスをしないと家自体の寿命を縮めてしまうことになるかもしれません。
もし、雨漏り対策をしたいのであれば、屋根塗装ではなく防水工事を依頼しましょう。