プラント工事は大きな業務用の生産設備の建設作業を指します。
例えば原子力発電所の設備設置、高炉の設置、タンクの設置、水槽の設置など。

何かそこで物を作ったり、開発するような大掛かりな設備設置工事をプラント工事と呼びます。

単純に機械を設置するだけなら、それほど難しい業務ではありませんが、中には人体に悪影響をもたらす気体や液体などを使用するケースもあります。

大型設備を設置して、実際にその設備に気体などを送り込み、しっかり稼動するかチェックする作業も含まれていますので、作業員は防護服や防護マスクなどをしながら業務にあたるケースもあります。

こういった大型設備は単純にトラックなどで運び込むのは難しいです。
部材を持ち込み、そこで切断したり、溶接したり、結合し、設備を整えていきます。
多いのは鉄板や鉄鋼などの鉄、ステンレス素材を使った組み立て。
こういった作業に特化した業務は、製缶工事とも呼ばれます。

重量物の据え付けは、重さ何トンにもわたるものも存在しますので、クレーン車などを導入し、玉掛け作業で設営していくケースも多いです。

重機の扱いに慣れた人（免許を取得している人）や、溶接経験がある人、配管経験がある人などが活躍している現場です。