日本はどんな屋根が多い?屋根の形を紹介

日本で多く採用されている屋根は切妻(きりづま)、もしくは方形(ほうぎょう)という形の屋根です。

切妻は棟(屋根の頂点の部分)を起点に、屋根材が左右対象になって、角度の付いている屋根です。

方形は棟を起点に屋根材が4方向に分かれている屋根です。
正方形、もしくは長方形の住宅の場合はおそらくこの2種類のどちらかのパターンが多いはずです。

雨水が雨樋を伝って地面や排水口に流れていきます。
オーソドックスが故、対応している施工業者も多いですし、施工不良も少なく安心して任せられます。
豪雨や地震にも強く、安定性も抜群です。

ただ建築法により、この2つの方法しか認められていないわけではありません。
注文住宅でオリジナリティを出したい場合は、違った屋根にしているケースもあります。

例えば、片流れというタイプの屋根。
これは棟が無く、斜めに一直線に滑り落ちるように作られている屋根です。

屋根に勾配をとることで、雨水が片側だけに流れる屋根です。
また大きな太陽光パネルなどを設置しやすいといった利点もあります。

勾配の角度も設定することができますが、緩やかな勾配にするとホコリやゴミがたまりやすいといったデメリットもありますので十分検討する必要があります。