シート防水の特徴とは?用途や費用相場を解説します!

シート防水とは塩化ビニールやゴム製のシートを接着剤や機械を使って固定をして浸水を防ぐ工事で、広い面を一度に施工できるため主にビルやマンションの屋上に使用されていています。

シート防水工事で使用される防水シートは塩化ビニール製のシートとゴム製のシートになり、それぞれに特徴や適している箇所が違います。

・ 塩化ビニールシート…耐久性に優れていていますが、鳥につつかれたり物理的な衝撃には弱い傾向があります。耐用年数は10~20年でゴムの厚みは1.5~2.5㎜となり、単価は㎡3500~7500円が一般的です。そして工期は1~4日程度必要になり、最近では塩化ビニールの方がシェアが大きくなっています。

 

。 ゴム製防水シート…合成ゴムをシート状にして接着剤を使って固定をさせる工事です。紫外線に強いのが特徴です。耐久年数は10~15年で、単価は㎡2500~7500円となり、厚みは1.2~2.0㎜と短く軽量で紫外線に強いのが特徴です。工期も、他の防水工事に比べると工期が2~4日程度で工事が可能です。

 

防他の防水工事に比べると、耐久性に優れていて価格もそれほど高くないため年々シェアを広げています。ただしシート防水は広い場所には向いていますが、薄い膜を張り付けるため複雑な形状の場所には向いていません。