上下水道の役割を詳しく解説!

普段私たち何気なく使用している水道水は、洗濯や炊事用の他に飲料水rとしても利用できます。

世界広しと言えども水道水を飲料水として飲めるのは日本の他にドイツ、オーストラリア等16か国程度しかなく、日本の浄水技術は世界でもトップクラスです。

ここでは、私たちが生活をするうえで不可欠な水を供給してくれる「上下水道の役割」についてまとめてみました。

 

◇ 上水道

上水道は水道からでる水を供給する設備のことです。

ダムや湖に貯められ水はそこから各地の浄水場に送り込まれて活性炭処理、沈殿処理、ろ過、消毒の工程を経て水道法で定められた基準になるように浄化されます。

そして、浄化された水は送水ポンプによって各自治体の貯水池に送られて、その後地下の配管から運ばれていきます。

また、地下水を汲み上げて水道水として利用している地域もあり、地下水を水源とした水道水はまろやかで美味しいと評判です。

 

◇ 下水道

家庭のトイレやお風呂、台所等で使用した水はすべて下水道に流されます。

上水道と下水道は分離されているので、これらの水が交わることは決してありません。

そして、下水道を流れた下水は最終的に終末処理場へと集められて、下水法に基づいた方法で不純物を取り除く処理を行いきれいにしてから川へ流されます。