「水たまりができないコンクリート」ドライテックが選ばれる理由とは?

「ドライテック」は水を通すコンクリートで、「浸透性コンクリート」「ポーラスコンクリート」とも呼ばれています。

最近では道路工事現場だけではなく、DIYでも注目されるようになりました。

 

◇ ドライテックとはどんな素材?

ドライテックは雨水などの水をそのまま地中へと浸透するため、水たまりができない構造になっています。

また、見た目も土間コンクリートとは違い、石と石がくっついてできているのでゴツゴツとしているのが特徴です。

色目はグレーっぽいですが、施工後に好きな色に色付けすることもできるのでアレンジが可能なのも注目される理由のひとつだと言えるでしょう。

 

◇ ドライテックの特徴

土間コンクリートで駐車場を施工した場合に、水はけをよくするために約2~3%の水勾配を作るのが一般的ですが、ドライテックは水が浸透するため水勾配の必要がありません。

そのため、ゲリラ豪雨や集中豪雨があった場合も、地中へと浸透するため排水設備への負担が軽減して災害防止にも役立つと考えられています。

また、ドライテックはメンテナンスが不要で、カビやコケが生えにくいのも人気の理由のひとつです。

最近ではワイヤーメッシュが必要ないため簡単に施工ができ、ホームセンター等でも取り扱うようになったのでDIYで利用する方も増えました。