ルーフヒーターとは屋根の上に設置して雪やつららを溶かす電気ヒーターです。

屋根からの落雪や軒先のつららの落下はひとつ間違えると重大な事故に発展するため、事前の対策が必要です。

ここでは、ルーフヒーターのメリットとデメリットをご紹介しています。

◇　ルーフヒーターのメリット

一番のメリットは屋根に上がらずに雪対策ができることです。他には雪を解かす場所を指定できるので落雪が起こりそうなところだけを溶かすことができるのも大きなメリットのひとつです。

ルーフヒーターにはいくつかの種類があり、「接着型」は板金工事が不要で耐水性・耐候性に優れています。

金属製の屋根に利用される「マグネット型」は、強力なヒーターが両面に付いているので溶雪効果が高いのが特徴です。屋根の上から付ける「メッシュ型」は取り付けが簡単でメンテナンスも必要ありません。

◇　ルーフヒーターのデメリット

ルーフヒーターは電気を使用して温めるためどうしても電気代が高くなってしまいます。豪雪地域では一か月1万円以上かかることもあり、豪雪地域でなければコストパフォーマンスがあまり良いとは言えません。

他には、ルーフヒーター導入にあたり、初期費用が高いのもルーフヒーターの特徴です。