工事用吸収剤には「吸油用」と「吸水用」の2種類があります。
ここでは、用途別にそれぞれの種類を解説します。
◇吸油用の工事用吸収剤
油吸着材はその名の通り、瞬時に油を吸収し内部に取り込む材料です。
主に天然素材(セルロース)とポリプロピレンが使用され、セラミックや粘土を加工したものも存在します。
水を吸収せず、油だけを効果的に吸着しますが、なかには油と水の両方吸収するタイプもあり、形状は綿状、マット状、フェンス状などがあり、使用目的に応じて使い分けるのが一般的です。
・粉末タイプ
油吸着材には綿状、マット状、フェンス状に加えて粉末状も存在します。
粉末状の油吸着材は粒子が小さく、タイルの目地やアスファルトの凹凸など、細かい隙間にも効果的に油を吸着し、土壌に混ぜることで地面にこぼれた油を吸着することも可能です。
◇吸水用の工事用吸収材