LED照明のメリットとデメリットを解説!

LED(発光ダイオード)とは、電気を無視して光を発する半導体素子のことです。

LEDは高効率で長寿命、消費電力が少ないため、照明やディスプレイ、表示パネルなどさまざまな用途で利用されています。

 

◇LEDのメリット

LEDの大きなメリットは、寿命が長いことです。

白熱電球は約1,000~2,000時間、蛍光灯は約6,000~12,000時間の寿命ですが、LEDは約40,000時間持つため、交換頻度が少なく、特に高い場所の照明に適しています。

他には、LEDライトは、白熱電球や蛍光灯よりも少ない電力で同じ明るさを提供できるため、電力消費をおさえられるので、電気代を長期的に節約できます。

調色機能があったものが多く、光の色を変えることでシーンや時間に応じた最適な照明を作りだせるのもメリットだと言えるでしょう。

 

◇LEDのデメリット

LEDライトは指向性が高く、一方向を強く照らしますが、全方向を均等に照らす能力には不足があります。

そのため、場所によっては暗く感じるところもあるようです。

また、熱に弱く、LEDライト自体はほとんど熱を発しませんが、半導体周辺や電源部は熱を持ちます。

この熱を逃がすための設計がされていますが、一般的にLEDライトの動作保証温度は約85℃までで、熱がうまく逃げられない場合や、周囲の温度が高すぎこれを上回ると故障の可能性があります。