無垢木材の経年劣化の症状とメンテナンス方法を解説!

無垢材は、家具や床材など身近な場所でよく使われていますが、本物の木を使っているため「傷がつきやすい耐久性が低いのでは?」と考える方もいるかもしれません。

今回は、無垢材の経年変化と、長く使うためのメンテナンス方法を簡単にご紹介します。

 

◇無垢木材の経年劣化の流れ

無垢木材は、天然の木材をそのまま加工したもので、湿気を吸収したり、木の温もりを感じられるのが特徴です。

主に、紫外線や酸化によって時間とともに色味が変化し、一般的には黄色やブラウンへと移り変わります。

ただし、この色の変化は樹種や表面の塗装によって異なります。

また、無垢材には湿気を吸収するメリットがありますが、その調湿作用により、ひび割れや反りが発生することもあります。

そのため、フローリングに無垢材を使用する際は、水分管理が重要です。

特にキッチンや洗面台で使用する場合、水がついたらすぐに拭き取るなど、こまめに手入れする必要があります。

 

◇無垢木材の美しさを長持ちさせるメンテナンス方法

定期的にオイルやワックスでメンテナンスを行うことで、無垢材の美しさを長く保つことができます。

ウレタン塗装は無垢材の表面に樹脂の塗膜を作り、水分を通しにくくし、定期的なワックスがけが不要となり、メンテナンスが簡単です。

自然由来のワックスやオイルを使用すれば、自然な艶が出て無垢材本来の深い味わいを楽しめます。