「水圧が弱い…」を防ぐ!給排水工事の段階で確認しておきたい水道管の径と配管ルート

せっかく新しい家を建てたのに、「シャワーの水圧が物足りない」「複数の場所で同時に水を使うと水の出が悪くなる」といったトラブルは避けたいものです。

快適な水回りを実現するために、給排水工事の段階で必ず確認しておくべきポイントを解説します。

 

■水圧の要!引き込み「水道管の口径(太さ)」を見極める

快適な水圧を確保するために最も重要なのが、道路の「本管」から敷地内へ引き込む水道管の口径(太さ)です。

一般的な住宅では13mmまたは、20mmの口径が使われますが、2世帯住宅や、2階以上に浴室・洗面所などの水回りを設置する場合は、引き込み管が13mmの場合、水の使用状況によっては十分な水量を確保しにくい可能性があります。

20mmの配管は13mmよりも断面積が大きく、より多くの水量を確保しやすくなるため、家族の人数や設備計画に見合った十分な太さの管が引き込まれているかを事前に確認することが不可欠です。

 

■理想的な配管ルートと工法の選び方

水道管の太さだけでなく、敷地内から家の中へ水を運ぶ配管ルートの設計も水圧に大きく影響します。

水道管は、曲がる回数が多ければ多いほど、曲がりが多いと配管内の抵抗が増え、水圧低下の要因となります。

近年主流となっているヘッダー工法は、1箇所の分岐点から各水回りへ途中で分岐させずに1本ずつ直接配管する工法で、複数を同時に使った際の水圧変動が起きにくく、将来のメンテナンスもしやすい点もメリットの一つです。