設計図書から適正価格を導き出す!建築積算の基本実務と精度を高めるチェックポイント

正確な費用を算出するためには、設計図書をもとに細かな数量や必要な費用を積み上げる「建築積算」が欠かせません。

ここでは、建築の設計図書から適正な工事費用を算出する建築積算の基本と、その精度を高めるコツについて分かりやすく解説します。

 

■設計図から工事にかかる費用を導き出す基本実務

建築積算とは、設計図や仕様書をもとに、建物を作るために必要な材料の量や職人さんの人件費などを細かく計算し、全体の工事費用を導き出す業務です。

図面からコンクリートの体積や柱の数、壁紙の面積などを一つずつ正確に拾い出し、それぞれの単価を掛け合わせて計算します。この作業によって、工事が始まる前に適正な見積もり価格が明らかになります。

建物を建てるための予算を決める際や、発注者と施工会社が納得して契約を結ぶための土台となる重要なプロセスです。

 

■費用計算のズレをなくし精度を高めるチェックポイント

積算の精度を高めるためには、図面の見落としを防ぐ細かなチェックが欠かせません。

特に、図面同士で寸法や仕様の記載が食い違っている場合、計算にズレが生じてしまうため、前もって確認し矛盾を解消しておく必要があります。

また、資材の搬入経路や現場の周辺環境によって追加でかかる費用(運搬費や足場代など)も考慮されているか、項目ごとに確認します。

このように、図面の文字情報を一つひとつ丁寧に確認し、隠れた作業工程まで考慮することが、適正価格を導くポイントです。