
建設現場の「きつい・危険」というイメージを払拭し、労働環境の改善につながる取り組みがi-Constructionです。
■i-Constructionによる施工の効率化と現場リスクの低減
国土交通省が推進するi-Constructionは、測量から設計、施工、検査に至る建設プロセス全体にICT(情報通信技術)を導入し、現場での作業負担や作業時間の削減につながります。
従来の手作業に依存した測量や重機操作を、ドローンや3次元データ連動のICT建機で自動化・省力化することにより、現場での物理的な作業時間や必要人数を大幅に削減できます。
また、高所や軟弱地盤などの危険なエリアでの直接作業を減らせるため、重機事故や落石などの現場の安全性向上につながり、安全で働きやすい作業環境の確立に寄与します。
■省力化とデジタル化が拓く建設業界の働き方改革
i-Constructionの推進は、作業員の身体的負担を大幅に軽減するだけでなく、長時間労働の是正や週休2日制の実現に向けた働き方改革を後押しします。
クラウドや3次元データを介して遠隔地から現場の状況を把握・管理できる環境が整うことで、無駄な移動時間や事務作業の効率化や残業時間の削減も可能です。
従来の体力仕事に偏らないデジタル化が進むことで、多様な人材が建設業で働きやすい環境づくりにもつながりました。
慢性的な人手不足への対応や、持続可能な業界の構築に向けた新たな道が拓かれたといえるでしょう。