カーポートの耐用年数
カーポートは、お住まいの地域や、カーポートの仕様によって耐用年数が異なってきます。
・雪が多い地域・・・重みによるダメージを受ける
・風が強い地域・・・揺れによる金属疲労
・海に近い地域・・・塩の影響を受ける
このように設置するときに、地域の特性や条件を確認することで、
どのような仕様を選べばよいのかがわかってきます。
カーポートのなかで、もっとも傷みが目立つ部位はどこかというと
「屋根材」です。
以前は、アクリル材が使われていましたが、
台風など天候の影響を受けやすく割れやすい素材でした。
それにかわって、近年では「ポリカーボネート」という素材が主流となりました。
ポリカーボネートは、ヘルメットや車のライトカバーから、食器や文房具にいたるまで、
幅広い製品で取り入れられる素材で、非常に強度があります。
透明なので美観性にも優れており、軽量です。
そして、最大の特徴は耐衝撃性です。
アクリル材の50倍にも達するといわれるほどで、
気候の影響を受けにくく「対候性」、「耐熱性」も兼ね備えています。
改良された素材のおかげで、耐用年数は長くなっていると考えられます。
一般的に10~15年といわれますが、それ以上に使っているカーポートでも
まだまだしっかりと活躍しているものもあります。