スプリンクラーの役割とは?

スプリンクラーは屋内で消火目的で使用するものもありますし、芝生の育成などを目的に屋外で使用するケースもあります。

屋内で使用するタイプはセンサーが取り付けられていて、火気や熱を感じて自動的に散水するタイプもあります。
特に商業施設や公共機関などでは、急な火事に対応するため、感知センサーが取り付けられているものが多いです。

ただ、多量の水が出るわけではないので完全な消火目的というより、燃え広がるのを防いだり、予防の意味合いが強いです。(水量を調整できるスプリンクラーもあります)

屋内用で使用されるスプリンクラーはあまり稼働率が高いわけではないので、定期的なメンテナンスが必要です。
加圧送水装置や制御弁などにトラブルがないかメンテナンスをして、非常事態でも問題なく散水できるように備えます。

室内のスプリンクラーは火気で使用することを想定し、散水部分が耐火性の優れた素材で作られているものが多いです。

一方、屋外で使用するタイプのスプリンクラーは貯水槽などが設置されていて、雨水を有効活用できるケースもあります。
例えば、広大なグラウンドや芝生に水を撒く場合、水道代の節約にもなりますし、エコにつながる方法です。