古くなった家の工事を検討する際に、「リフォームと建て替えのどちらにすべきか？」と悩まれる方も多いのではないでしょうか。

ここでは、リフォームと建て替えのそれぞれの特徴を解説しています。

◇リフォームとは？

リフォームは、住宅の基本的な構造を保ったまま、修繕、改築、増築などを行う工事のことです。

リフォームには部分リフォームとスケルトンリフォームの2つに大別されます。

◇建て替えとは？

建て替えは既存の建物を完全に取り壊しその土地に新しい建物を建てることで、リフォームに比べると費用と工事期間がかかります。

◇リフォームか建て替えの判断基準

一般的に建替えの方がリフォーム工事よりも工事費用が高くなります。

将来的に住み替えや大規模な工事を検討している場合、現在の住宅に対して建て替えではなく、気になる箇所だけをリフォームするのもひとつの方法です。

しかし、「建物が傷んでいて耐震性能なども低いが、今後も同じ土地に長く住み続けたい」という場合には、現行の建築基準に合わせて建て替えてしまってもよいかもしれません。

他には、「耐震補強」や「シロアリ被害」などの対策を強化したい場合、リフォームと建替え工事費用があまり大差ない場合も建替えがおすすめです。