「耐火性」「断熱性」「防音性」「絶縁性」性能を高めるための建築資材とは?性能別に解説!

建物に「耐火性」「断熱性」「防音性」「絶縁性」を求める際にどのような素材を用いればよいのか意外と知られていません。

そこで、今回は機能別に性能を高めるための建築資材をご紹介します。

 

◇耐火性

火に強い素材には「ロックウール」や「CLT」があります。

ロックウールは天然岩石や鉱物を原料にして作られていて、燃えにくく溶けにくい特性です。

CLTは木材を重ね合わせて作られているので、厚みがあるため表面は炭化しますが1時間の炎でも崩れません。

 

◇断熱性

ガラスを繊維状にした「グラスウール」は、安価で繊維の密度が増すと、さらに断熱性能が高くなります。

 

◇防音性

耐火性、断熱性で紹介した、ロックウール・グラスウールは、どちらも防音性が高い素材として知られています。

他には、おがくずなどの天然木質系原料を綿状「セルロース・ファイバー」にも防音性や防虫性のある建材です。

 

◇絶縁性

絶縁性とは電気を通しにくい性質のことです。

一般的に、電線に巻かれるゴムも絶縁体として使用され、電気の漏れを防ぐために使われます。

よく見かける、電線に巻かれるゴムも絶縁体として使用され、電気の漏れを防ぐために使われ、主に塩化ビニール、ポリエチレン、テフロン等の樹脂系の素材が用いられます。