浴室シートを貼る際に床にひび割れがあると、漏水が床下に侵入する可能性があり、床下でシロアリ被害やカビ、木材腐朽菌の発生につながることがあります。

特に水回りの場所では、完全に漏水を防ぐことは難しいため注意しましょう。

素人が施工する場合、接着が不完全になることがよくあり、そうなると、床シートが徐々に浮いてきてしまい、その下に水が溜まる可能性があるため、専門業者に依頼するのがよいでしょう。

浴室でシートを貼る場合、床用、壁用、天井用など、貼る部分によってシートの種類が異なります。

壁用や天井用のシートには併用できるタイプもありますが、床用のシートは通常、「床専用」として提供されることが多いです。これは、床が濡れると滑りやすくなるため、滑りにくい加工が施されているためです。

できる限り用途に合わせた、浴室シートを選びましょう。